[Y様邸ではどのように工事が進んでいったのでしょうか]
まずはおごそかに地鎮祭をとりおこないます。
迷信だなどと思われる方もおられますが実は大切な儀式なのです。
土地の地盤調査を行います。
地盤調査の結果、コンクリートで補強(コンクリート打設工事)することとなりました。これで、より地震に強い家を建てることが可能となります。
打設したコンクリートの上に高床式の基礎を作ります。
基礎ができあがったら建物の土台を組み立てます。
見えない部分ですが、基礎と同じく建物の足下の部分なのでしっかり作らなければ良い家はできません。
土台ができあがると、ようやく柱を立て始めます。
柱に続いて梁などの家の骨格を組み立てていきます。
二階部分の骨格ができあがると家の形も見えてきます。
柱などが組み立て終わるとSW工法の特徴であるパネルをはめ込んでいきます。
前の写真を別の角度から。
柱だけの時と違ってなんとなく家らしくなってきました。
これがSW工法に使われるパネルです。
従来の筋交いとは違い『面』で骨組みを支えるので強度は抜群!更に部材も少なくて済むためコストパフォーマンスにもすぐれています。
内装の工事も始まります。
釘や壁紙の下地となる石膏ボードの継ぎ目などはパテで埋めて凹凸のない状態にしてから丁寧に貼っていきます。
天上のクロス貼りも同時に進行します。
続いて換気扇などの設備の取り付けも行います。
高気密、高断熱の家ですので当然、建物の気密試験を行います。
高水準でクリアしなければ施主様に安心してお引き渡しできません。もちろん、クリアしました!
カウンターを備え付けた広々としたトイレ。
もちろん手摺りも付いているのでご高齢者も安心で快適です。
今後、家族が増えても安心なゆったりしたお風呂。
キッチンは話しながら準備のできる対面式。
火事の心配の少ないIHクッキングヒーターもお薦めできる設備の一つです。
高い場所にある収納も手前に引き出せる便利な工夫。
これなら踏み台がなくても簡単に食器を取り出すことができますね。
雪国独特の高床住宅ですが、玄関へのアプローチも幅が広くゆったりして、ステップの段差もさほど高くなく、更に手摺りまで付いていれば安心です。
二階にもコンパクトなキッチンを据え付けたので、若手の友達が遊びに来たときにも気軽にホームパーティーを楽しめます。
玄関から続く廊下も広々としています。
広めの階段は年輩の方には嬉しい手摺り付きで安心です。
もちろん、ゆっくりとくつろげる和室も完備しました。
洋間も広くて明るい作りとなりました。
気になる収納もよく考えられて各部屋毎に準備しました。
これで家族のプライベートを守りながら収納で悩むこともなくなることでしょう。
こうして完成した丈夫で暖かく住み心地の良い家が完成いたしました。